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みんなでなろうよ!親バカ万歳!!

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突然ですが、

皆さんは「自己肯定感」という言葉を聞いたことはありますか?

ありのままの自分を受け止める、短所も含めて自分のことを認められる、

自分のことを好きだと思える、このようなニュアンスで使われることが多く、

ここ数年で、本当によく耳にするようになった言葉だと思います。

人は生まれながらにして自己肯定感が高いと言われており、

幼い子どもは、みんな自分のことが大好きです!(笑)

さて、日本人は外国に比べて、自己肯定感が低いという結果が出ていることは

ご存知でしょうか?思春期になると、自分と他人とを比べるようになるため、

どの国の子どもも一時的に自己肯定感が下がることがわかっています。

この後、外国では、年齢が上がるにつれて自己肯定感が回復していく

傾向にあるのですが、実は日本人の自己肯定感はこの後もずっと

下がったまま回復しない傾向にあるのです。

この原因はさまざま考えられますが、

一つは、「謙遜の美徳」という文化的背景があると思います。

今回は、そんな話にまつわる話です。

幼稚園の先生に子どものことを褒められた!あなたなら、なんて返しますか?

「幼稚園ではなんでも自分でできるし、行動もとても早いです。いろんなお友達を積極的に遊びに誘っていますし、毎日元気でとても活発ですよ。」

先日、年中の我が子が通う幼稚園の面談で、

先生からこんなありがたい言葉をいただきました。

入園当初は、毎朝のように泣いて登園拒否が激しかったこともあり、

親として非常に嬉しく、ホッとしたのですが…。

「それは良かったです。教えていただきありがとうございます。幼稚園でのびのび楽しく過ごせているようで、親としても嬉しいですし安心です。」

こんな感じで素直に喜ぶことができず、私はつい、

「 そうなんですか? 家では全然そんなことないです。ご飯は自分で食べないし、朝の用意もダラダラしてばかりで困るし、大変なことが多いです。」

と、我が子のできない部分ばかりをしゃべってしまいました。

今度はママ友に褒められた!さて、なんて返す?

別の日、今度は上の子のママ友から、

小1の我が子がクラスで人気者だという話を聞きました。

突然のことで驚いたというのもありますが、

ここでも私はまた余計なひとことを…。

「えー!?本当ですか!?なんででしょうね!?今日も遅刻ギリギリだったし、忘れ物も多いし…」

「えっ。初めて聞きました。親としては事実はともかく、ちょっと嬉しいです。今日はいい情報が聞けました。ありがとうございます。」

こんな感じで返したとしても、相手に不快な思いをかけることもないでしょうし、お互いに気持ちが良かったかもしれません。

それなのに、私はまたしても、

子どものダメな部分を勝手にしゃべってしまいました。

反射的に謙遜してしまう、もっと親バカになろう!

いずれも、子どもたちは、私の発言を直接聞いていません。

でも、もしこれを耳にしたら、子どもは嬉しいでしょうか?

まっすぐ育つでしょうか?

謙遜すること自体は決して悪くないと思います。

けれども、誰かに褒められたらありがとうと素直に受け止める。素直に喜ぶ。

この方がお互いに気持ちの良いやりとりができて、

良いサイクルが回っていくのではないかと感じます。

私は、(もしかしたら日本人は?)反射的に謙遜することが

身についてしまっている気がしますが、

これは意識していきたいなと思いました。

褒めて伸ばす、という言葉もあるくらいです。

人から褒められたことは、もっと素直に、ありがたく受け取りたいものです。

ということで、皆さんも自信を持って親バカになってみませんか!?

親バカ万歳!

ライター 仙台凛